Monthly Archives: 8月 2017

スカイツリーと都市大気

東京に 建設された. このスカイツリーは,都市空間の高さ方向の拡張の象徴的. な 築構造物と 言える.
このような大都市空間での大気の流れは,一般的な. 大気境界層で見られる 大気の流れとはかなり異質なも. のと言えるのではないだろうか.と研究している処もある。
東京の上空で発生する雲は世界の平均と比べて水の粒が小さく、積乱雲が発達しやすいことが、  東京スカイツリーでの観測で分かりました。

排ガスなどの大気汚染物質が影響していると見られ、  研究チームでは、いわゆるゲリラ豪雨のメカニズムの解明にもつながるとしています。研究チームは、東京・墨田区にある東京スカイツリーの上部、  高さ458メートルの場所に観測施設を設け、上空で発生する雲のデータを集めています。

その結果、観測を始めた去年6月から12月末までの半年間に観測された雲に含まれる水の粒の直径は、  平均でおよそ7.3マイクロメートルでした。

雲に含まれる水の粒の大きさは世界の陸地の平均でおよそ8.2マイクロメートルとされるのに対し、  東京の雲はこれより1割余り小さくなっていました。

上空で水の粒ができるためには何らかの微粒子が核になる必要がありますが、  研究グループでは、都市の上空には排ガスなどの大気汚染物質の微粒子が大量に漂っていて、 それぞれが核となって空気中の水分を奪い合うため、1つ1つの粒が小さくなっていると見ています。

水の粒が小さくなると上昇気流に乗りやすくなり、 その結果、雲の中に大量の水分が蓄えられて積乱雲が発達しやすくなると考えられています。

このため研究グループは、都市部での局地的な大雨、いわゆるゲリラ豪雨についても、  大気汚染物質が拍車をかけているおそれがあるとしています。

雲の定点観測は、山頂などでは行われていますが、都市上空での観測は世界でも例がないということで、  防災科学技術研究所の三隅良平さんは、  「大気中に含まれる微粒子が雨の降り方に影響を及ぼしていることが考えられる。

都市部で起こる激しい雨の正確な予測に向けて観測を続けていきたい」と話しています。

災害時にまず携行するべきもの

避難所の経験者が教える 災害時にまず携行するべきもの
日刊ゲンダイWEB 2017年8月22日号より引用参照転載

災害時にお世話になる避難所。長ければ数週間の生活拠点となるが、どんなものを用意しておけばいいのか?

日本気象協会が防災の心得として、避難所などへ移動するときに“最低限必要なもの”をアドバイスしてくれている。

それによると、「飲料水」「(給水車から水を受け取る)給水袋」「ポリタンク」の飲料水関連がまず挙げられ、次いで「レトルト食品」「缶詰」「栄養補助食品」の食料など。さらに食べたら「歯ブラシ」「簡易トイレ」「トイレットペーパー」も必要になる。体育館での生活を見越して、「スリッパ」「タオル」「懐中電灯」「下着」が並び、「家族写真(捜索時の確認用)」「現金」「通帳」「身分証明書」「印鑑」と続く……。

“最低限”としながら欲張り過ぎな気もするが、全部で53種類。避難所まで荷物を運ぶ軽トラが必要なくらいだ。

では、実際に避難所生活を経験した人はどう答えるのか? 昨年4月、故郷の熊本県益城町で熊本地震に遭遇した井芹昌信氏(「インプレスR&D」社長)がこう言う。

「真っ先に思い浮かぶのが、三つまたコンセント(タップ)ですね。食料や水は翌日から自衛隊などによって運ばれてきます。一方、災害時に一番役立つのは、何より情報でした。それには携帯電話、パソコンが欠かせない。熊本地震では長く停電したと伝えられましたが、実は避難所の益城町総合体育館には非常用発電機があった。そのためコンセントの奪い合いが起き、たこ足に次ぐたこ足配線でした。その時、三つまたコンセントがあったら……と思い知ったのです。欲を言えば延長ケーブルも必要でしょう」

個人的に食料を持ち込んでも食べにくいらしい。避難所では平等が大事で、温かい豚汁なども全員に配る量がないと公正を期して調理されなかったという。

「もっとも、本当に用意すべきは、いつ自分の身に降りかかってもいいという“覚悟”です。避難所に来てから、『初めての避難所生活なんで……』とは言っていられません」(井芹氏)

経験者だけに説得力がある。